二次元オタクの手相家が学んだ事や思った事をアウトプットするチラシの裏

「チラ裏」

プロフィール

 

プロフィールという名のオタク関係ない自分語り


はじめまして、このはです。

このお手紙では、私が、手相学を学び、そこから得た知識や考え方を、

ブログを通して伝えようと活動するに至った物語を書かせていただきます。

 

もし、手相など占いと呼ばれるものについて知りたい、仕事や人間関係、

今後の人生についてなどの悩みや興味があるという場合は、

参考になる部分もあると思いますので、読んで頂けると嬉しいです。

 

空想と現実を行き来した人生

・・・・・・と書くと大げさかもしれませんが(笑)

子供の頃から、空想ばかりしていました。

ロマンチストだったんです。

 

「子供ならよくある事では?」と思うかもしれません。

ですが、急にリアリストになったりもします。

 

例えば、私は父方の祖父母と両親と兄弟で暮らしていたのですが、祖母と母は仲が良くありませんでした。

(嫁姑問題というやつです)

 

私が保育園の頃なのでおそらく四歳くらいだと思います。

二人が言い合って喧嘩しているのが、私は嫌で嫌でたまらなくて、どうしても止めたくて、

「お腹空いた~~~!!!」

と、ぐずって二人の注意をこちらに向けたりしていました。

 

当然、空腹でもないわけですから、食べ物を用意されても食べられません。

もちろん、喧嘩を止めたくてわざとそうしたなど、二人は気づきません。

 

普段は絵を描いたり、絵本を読んだりするのが大好きな夢見がちな子供だったので、

周りの大人からしたら、私がそんな事を考えているなど想像がつくはずもありません。

意味が分からなかったと思います。

 

ロマンチストとリアリストという振れ幅の大きい性質は、周りの大人たちを混乱させる、

いわゆる「感情の起伏が激しい気難しい子」といったところでしょうか。

 

保育園の先生、親せき、両親、近所の人たち…

当時、周りの大人たちは「子供は純粋なもの」「子供は細かいところまで気が付かないもの」と信じていました。

まだ幼いながらにもその事に気が付いてしまった私は、

「子供は純粋で何も気づかないフリをしなくてはいけない」

そう思って、それが良い事だと思い込んで生きていく事になります。

 

この後、息苦しく消化不良の人生を歩む事になったのは言うまでもありません。

 

転職は10回以上!仕事が続かないという現実

自分の本心を隠して、可もなく不可もなく、なんとな~く学生生活を終えた私は、

家庭の事情で進学する選択肢は無く、高校卒業と同時に就職する事となりました。

 

大学に行っても特にやりたい事も無いし、まぁいいか・・・という感じで、

なんの志もありませんでしたが、それでも、

社会に出て真面目に働けば、ちゃんと生活に必要なお給料がもらえて、

穏やかで幸せな人生を歩む事ができると夢見ていたわけです。

 

一番最初に就職した会社は同族会社といって、一族が役員となって経営している会社でした。

入社後、すぐに経営が悪化して、ただでさえ少ないお給料を減らされてしまいます。

昇給も年に数百円、賞与をいただいて喜んだという記憶はありません。

同僚たちはみんな、お給料が少ない事、そして同族の役員だけ給与面などの待遇が良い事に不満を持ち、嘆いていました。

真面目に働いても結局他人に振り回される人生・・・このままでは嫌だ!

 

そう思って会社を退職後、自営業をするために活動しながらお菓子屋さんでアルバイトをしていました。

ですが、結局どちらの仕事もダメになります。

所属しているコミュニティ内でのトラブル・解散や資金的な問題で自営業を断念し、

お菓子屋さんのアルバイトは経営難で店舗撤退となり、閉店と同時に離職となりました。

 

その後も数件のアパレルショップで働きますが、いずれも吸収合併やブランド撤退などで退職を余儀なくされます。

やっぱり真面目に地道に、コツコツ働こう・・・と、上場一歩手前のような大きな会社に正社員として就職しました。

が、そこの会社も相当ブラックで、お給料が給料日に振り込まれる事はありませんでした。

もちろん賞与など貰ったこともありません。

どうやら、私が入社したタイミングが完全に衰退期だったようです・・・

 

今まで派遣や契約社員、正社員など、運よく就職できても結局は様々な事情、

主には事業の撤退などで転職する事になってしまいます。

何故、こんな事になってしまうのだろう・・・

 

元々、飽きっぽい性格は自覚しています。

ですが、何故、こんなに職に苦しみ、コミュニティからの離脱を余儀なくさるのでしょうか。

何も知らない人たちは、「普段の行いが悪い」だの「呪われているんじゃないの」だの、

冗談のノリで言ってきますが、私はその度にとても傷ついていました。

そしてそう言ってきた人たちとは縁を切ってしまうので、交友関係も狭くなりました。

 

職を転々としている間にも、ロマンチストとリアリスト、両極端な性格に両方から引っ張られて、

どちらも選べない、動けないという状態がとてもストレスで、体調を崩したり、アトピーが悪化したり・・・

まさに負のループという状態が何年も続きます。

 

このまま、自分の才能も発揮できず、充実した気持ちを味わう事のないまま、

なんとな~く人生を生きて、なんとな~く死ぬのだろうか・・・

いや、もしかしたら寿命はもっと早いかもしれない・・・

 

現実の負の感情に勝てず、空想に浸る事も年々多くなってきました。

なけなしのお給料で本を買ったり、図書館に通ったり、コンサートに行ったり。

全く楽しくないというわけでもありませんが、瞬間的に楽しさを感じる事はあっても、

求めている「人生・心の充実」には程遠い気がしてなりませんでした。

 

八方塞がり×天邪鬼=手相学

働くのが嫌いなわけではない。

なのに仕事がなかなか続かない・・・続けられない・・・

収入も安定しない・・・また職変えたの?と言ってくる人とは最終的には縁を切る羽目になってしまう・・・

もうどうしたらいいかわからない。

 

八方塞がりとはこの事かもしれない・・・

 

当時、何とかしようと色々と試して全敗。

そんな私が最終的に思いついた案が、

「そうだ、占いに行こう」だったのです。

 

今まで一度も占いというものに興味を持たないどころか、

「胡散臭い」

「誰にでも思い当るような事を言っているんだろうな」など、

偏見もあり、あまり良い印象も持っていませんでした。

 

毛嫌いすらしているような「占い」というものに初めて縋る・・・

でもこれで本当の事がわかるなら・・・

 

どの占い師さんに占ってもらおうか?

そもそもどんな種類の占いがあるのだろうか??

もしかしたらスピリチュアルな世界は本当にあるのかも???

 

持ち前のロマンチストな思考を総動員させ本やネットを読み漁ります。

 

そして色々調べ、情報過多になった頃を見計らったように、リアリストというか、天邪鬼な私が口を出してきました。

 

「やっぱり占いって胡散臭くない?」

「これは自分で本当かどうか、調べるべきでは?」

「もういっその事、占ってもうよりも自分で占ったら?!」

 

そう、当初の、本当の事を知りたい・・・いまの自分をどうにかしたい・・・という目的から、

完全に道を外れてしまった瞬間でした。

 

占ってもらうよりも自分が扱えるようになる事に重点を置いて調べはじめ、

「手相は脳と深いつながりがある」と知りました。

これなら一番現実的かもしれない!

ちょうど同じころ、ある手相の鑑定師さんが講座を開いていたので、

私は勢いで申し込みました。

 

数十万円かかりました・・・

 

その時は金額を気にしていませんでしたが、

今思えば職が安定していないのによく申し込めたな・・・と震えました。

そして私が「高ッ!」と思った金額が、他の講座よりもかなりお値打ちだった事にも驚きました。

 

超余談ですが、高額の講座や学校なんて数百万円ですから、

私はこの程度で済んで良かった~~~とお値打ち価格で教えてくださる先生に心から感謝しました。

 

勉強するほど増していく感動 

手相学を学び始めた私は雷に打たれます。

いや、実際に打たれたわけではないのですが・・・

 

めちゃくちゃ面白いんです!

いままで偏見を持っていた業界がこんなに面白かったなんて・・・

当時受講した講座は3カ月程度で終了しました。

 

そこから、手相鑑定師になる人もいれば、引き続き先生に師事する人、日常に戻っていく人もいて、

私も手相鑑定師になる予定はなかったのでそのまま先生に会う事もありませんでした。

 

でもそれには理由があります。

もっと色んな事を勉強してみたくなったのです。

思えば今まで、真剣に勉強した事なんて無かったんですね。

 

それ以降、手相以外にも色んな事を沢山の先生方から学ばせていただきました。 

 

実は、手相学を学ぶ以前から、自分の状況を何とかしたいと、本を読んだり、

様々な講座、ワークショップなどに参加したりしていました。

でもすぐに飽きてしまうんですね。

 

それが、今回は飽きがこなかったんです。

そして、その理由が手相学を通してわかりました。

 

今まで学んだ事、経験した事が、手相学を学ぶ事で結びついて一つになったからです。

 

知識が溶けていく感覚。

この事はあの時のあれと繋がっていたんだ・・・

あの事とこれは同じことを言っていたんだ・・・

 

それ以降、何を勉強しても新しい発見があり、その度に充実した気持ちになります。

 

そうか、この感覚が「感動」というものなんだ・・・

 

何かを学ぶごとに、この「感動」という感覚が増えていきました。

そして「感動」が増すごとに、今まで偏見に囚われていた自分から解放され、

仕事が続かない・続けられない事など些細な事だと。

だってそれでも今まで生きてこられたじゃないか、と。

自分を縛っていたものは自分だという事に気づくことができました。

 

思い返せばあの時、

「子供は純粋で何も気づかないフリをしなくてはいけない」なんて、

誰にも言われていなかったんです。

勝手に自分がそう思って、勝手に自分でそう決めて、勝手に自分で実行してしまっていただけだったんです。

 

他の誰のせいでもない、自分が原因だったとやっと気づく事ができました。

そして気づかせてくれたのもまた、今まで苦しんできた自分だったわけです。

 

またしても余談ですが、ロマンチストとリアリスト、振れ幅の大きい性質は、

左脳と右脳の考え方の違いによるものだという事がわかり、

両方とも本当の自分なんだと、ここでもバラバラだったものが一つになった感覚を味わいました。

 

「感動」が絶え間ない世界を観てみたい

私はたまたま、手相学がきっかけで「心の充実」「感動」を腹の底から感じる事ができました。

でもそれは、今まで苦しみながらも色々な事を経験してきた自分がいてくれたから。

 

もし私が、順風満帆な人生を歩んできていたなら・・・?

手相学を学んだとしてもここまでの感動を得られなかったと思います。

 

人生に無駄なことなど一つも無かったと、頭では知っていても、納得した事はなかったのですが・・・

まさに腑に落ちた瞬間を味わう事ができたわけです。

 

もちろん、手相学を知る前にも、感動というものはありました。

良い音楽を聴いたり、憧れの場所に行ったり、誕生日を祝ってもらったり・・・

ですが、それとはまた違う意味での「深い感動」

何が違うんだろう・・・

 

その違いは「余韻」であると学び、気づきました。

 

私が腹の底から「感動」を感じた後、しばらくジーーーンとくる余韻。

この余韻が長~く続くほど、充実・幸せを感じます。

 

ですが、過去の感動はどうだったのでしょうか?

本当は感動していなかった??

いいえ、そんな事はないはずです。

 

その時だって確かに心が動いたはずです。

ではなぜでしょうか?

 

それはきっと、自分の受け取り方が原因だったのではないかと思います。

周りは感動を与えようとしてくれているにもかかわらず、

私は狭い価値観、小さい器でしか受け取る事が出来ませんでした。

 

本来与えられるはずの「感動」をしっかり受け取るには、

自分にもしっかりした準備が必要だったのだと・・・

 

ロマンチストな私は、

みんなが絶え間なく「感動」できるような世の中を観てみたい!

と思っています。

 

リアリストな私は、

「感動」について、私も何らかの形で伝える事をしよう。

と言っています。

 

両方の意見が合わさった時、まずは感動を知るきっかけとなった手相学に関するブログを作ろうと決めました。

ブログを読んで何かヒントを得てもらえたら嬉しいし、きっかけになれば最高!

 

私はブログでは手相家と名乗っています。

手相家とは、鑑定はしないけど手相を研究する人、という意味も持っていますが、

悩みを聞き、手相などを観て、その人にあった解決方法をアドバイスするお仕事です。

(言い方が違うだけで、一般的な手相鑑定師や占い師と同じようなものだと思います)

 

ですが、誰もが、現在よりも多く感動を味わう瞬間が増えれば、

だいたいの個人的な問題は解決できるのではないか?平和になるのではないか?

と、本気で思っています。

 

現在の職業や家族状況、悩みの有無などは関係なく、感動したい、感動させたい、

そんな気持ちを持っている、共感してくださる方々と一緒に、充実したコンテンツを世の中に増やしていきたいと考えています。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

私のこれまでの人生が、誰かの「感動」のきっかけになったら最高にうれしいなと思います。

 

【このは】

 

2019年10月26日

Copyright© 「チラ裏」 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.